【ウィーン/オーストリア 15日 AFP】公演中のウィーン(Vienna)で誕生日を迎えた国際的なソプラノ歌手モンセラート・カバリエ(Montserrat Caballe)さんが12日、やはり「誕生日」を迎えたウィーン名物の「ザッハトルテ(Sachertorte、ウィーン風チョコレートケーキ)」とともに祝福を分かち合った。
スペイン・カタロニア地方出身のカバリエさんは現在、ウィーン国立オペラ座(Vienna Opera House)で公演中。ザッハトルテ発祥の地として知られる近くの5つ星ホテル、「ザッハー・ホテル(Sacher Hotel)」で行われたサプライズ誕生日パーティーの席で、直径1メートルの本家ザッハトルテに祝福された。
ザッハトルテの「元祖」は、ウィーンの菓子職人フランツ・ザッハ(Franz Sacher)氏により1832年に考案され、今年で「175歳」となった。真ん中にアプリコット・ジャムを塗った薄い層が挟まるチョコレート味の生地2層から成り、ケーキ全体がダーク・チョコレートのアイシングで覆われている。ザッハ氏の息子が商標を登録し、考案された当初以来、レシピは秘伝とされている。
カバリエさんは、「驚かされることも、驚きを与えることも好き」と直径1メートルもあるケーキの前でポーズを取りながら、感激の言葉を述べた。また、「ケーキはわたしより101歳も上だけれど」と、「年の差」も話題にした。
現在カバリエさんは、ウィーンオペラ座で、ドニゼッティ(Donizetti)の歌劇「連隊の娘(Daughter of the Regiment)」にナタリー・デセイ(Natalie Dessay)、フアン・ディエゴ・フロレス(Juan Diego Flores)らとともに出演している。
写真は12日、考案175周年を迎えたザッハトルテ。伝統の木箱入り。(c)AFP
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