写真は2月7日、フランス・ロワール(Loire)地方アンジェ(Angers)で開かれたワインの見本市、「サロン・デ・ヴァン・ド・ロワール2007(Salon des Vins de Loire 2007)」の会場で紹介された同地方ブルグイユ(Bourgueil)のワイン「Bourgueil 2006」。(c)AFP/FRANK PERRY
【ニューデリー/インド 12日 AFP】アルコール類に対する最高500%超という高率関税にもかかわらず、フランスの対インド食品輸出品目のトップはワインである。一方で500%関税は、欧州連合(EU)および米国からの激しい批判を浴びている。
11日付インドPTI通信が報じたニコラ・フォリシエ(Nicolas Forissier)仏副農相の談話によると、フランスの対インド食品輸出高は2006年、前年の820万ユーロ(約12億7500万円)から6700万ユーロ(約104億1520円)へと、一気に7倍以上も跳ね上がった。インドを訪問中の同副農相は、正確な数字こそ明らかにしなかったものの、同時期のフランス産ワインの対インド輸出量は前年比35%増で、輸出高のほとんどはワインが占めていたと述べた。
ワインやスピリッツ類に対し輸入価格の177%から最高540%が課せられるインドの関税に、欧州の生産者たちからの不満は高まっている。EUは12月、インドが同国のワインおよびスピリッツ市場に対する欧州業者らのアクセスを阻害しているとして、インドの関税と流通手段に関し、世界貿易機関(WTO)に提訴した。
しかしフォリシエ副農相は、「訪問の目的は、インドで中小規模の仏食品加工事業の立ち上げを促進すること」と述べ、インドへのさらなる輸出と投資を長期的戦略として強化したい仏政府の方針を示した。
写真は2月7日、フランス・ロワール(Loire)地方アンジェ(Angers)で開かれたワインの見本市、「サロン・デ・ヴァン・ド・ロワール2007(Salon des Vins de Loire 2007)」の会場で紹介された同地方ブルグイユ(Bourgueil)のワイン「Bourgueil 2006」。(c)AFP/FRANK PERRY