写真は9日、フランスのチョコレートメーカー、「Jacques Torres Chocolate」製の、食用着色剤を用い唇をデザインしたチョコレート。(c)AFP/Stan HONDA
【ワシントンD.C./米国 10日 AFP】今年のバレンタインデータは、「永遠の愛」をうたう愛情たっぷりのカードを忘れるてしまってもよさそうだ。米国では現在、愛を祝う日をめぐる狂乱を非難するカードやパーティーが人気を呼んでいる。
ここ数年、「キューピッドが活躍する愛の日」をからかうカードが、小規模ながら小さな市場を形成している。オハイオ(Ohio)州拠点のカード業界大手、「American Greetings」は今年、バレンタイン用に製造するカード2500種類に、10種類の「アンチ」バレンタインデーのランナップを加えた。
■「愛の日」を冷笑するカードやTシャツも
さらに同社はウェブサイト上で、アンチ・バレンタインデーのパーティー開催についてのアイディアも公開している。
「近年、バレンタインデーに反対する声が高まってきている。一般的な『愛を伝える』商品のほかに、バレンタインデーを否定するようなものも用意した」(広報担当、Alana Campana氏)
たとえば、こんなカードもある。
手作りのカードを手に持った少年が写る1970年代風の写真に、「翌日、幼いティミーは失恋した。バレンタインデーなんて、まっぴらごめん」と説明が付けられている。
また、別のカードには、「バレンタインデーだけど、恋人はナシ。気分が悪くて吐きそうだ。ハッピー・アンチ・バレンタインデー」と書かれている。
さらに同社は、「2月14日に人目をはばからず熱いカップルを避けたい人は、枯れた花、黒い風船、そして沈んだ心でパーティーを開いてみては」とアドバイスする。
一方、カリフォルニア(California)州のTシャツメーカー「CafePress」では、バレンタインデー反対を伝えるTシャツのデザインコンテストを主催。売上の高かった上位3人に賞金を贈るという。
写真は9日、フランスのチョコレートメーカー、「Jacques Torres Chocolate」製の、食用着色剤を用い唇をデザインしたチョコレート。(c)AFP/Stan HONDA