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「ハリー・ポッターを殺すのはだれ?」 犯人が賭の対象に - 英国

  • 2006年12月27日 13:33 発信地:英国
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写真はスペインの首都マドリードの書店で、「ハリー・ポッター」の本に熱中する子どもたち。(2006年2月23日撮影)(c)AFP/Bru GARCIA

【ロンドン/英国 26日 AFP】世界的に人気のファンタジー小説「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズの完結編で、誰が主人公の少年魔法使いハリーを殺すのか、という賭けが、英国で話題を呼んでいる。 シリーズ最終作については、前週21日に著者のJ・K・ローリング(Joanne “J.K.” Rowling)さんが、『Harry Potter and the Deathly Hallows(ハリー・ポッターと死の聖人)』というタイトルになると発表した。このタイトルから、ハリーが最終作で死ぬのではないかと予想する声が上がっている。

■現在、「悪役のヴォルデモート卿犯人」が優勢

 英ブックメーカー、ウィリアム・ヒル(William Hill)は26日、悪役のヴォルデモート卿(Lord Voldemort)のオッズ(配当率)が4-5で1番人気だが、ハリー自身とする説が6-1で追い上げていると発表した。

 ウィリアム・ヒルの広報担当者、ルパート・アダムス(Rupert Adams)氏は、「ハリーが殺されるかもしれないということは著者自身が語っていますし、ヴォルデモート卿を倒すにはハリー自身の犠牲が必要になるのではないかというのが、一般的な見解のようです」と語る。

 「現時点では、当初10-1だったハリーのオッズが6-1に変わりました。ヴォルデモート卿が4-5で依然優勢です」とアダムス氏。ハリーの宿敵、ドラコ・マルフォイ(Draco Malfoy)と、親友のロン・ウィーズリー(Ron Weasley)のオッズも、それぞれ6-1だ。

 ウィリアム・ヒル側は、もしハリーが死ななかった場合は賭けは無効とし、賭け金は全額返還すると約束している。

■賭の対象は多種多様

 ウィリアム・ヒルが物語の「犯人当て(フーダニット、whodunnit)」を賭けの対象とするのは、これが初めてではない。かつて、米人気テレビドラマシリーズ「ダラス(Dallas)」で、油田開発で大富豪となったジョン・ロス・ユーイング(J.R. Ewing)を撃った犯人を当てるという賭けを展開。締め切り間際には、競馬を上回る人気を博した。

 「ハリー・ポッター」関連のほかの賭けでは、ロンがハリーを花婿付添人としてハーマイオニー・グレンジャー(Hermione Grainger)と結婚するというもの、ロンとハーマイオニーが自分たちの子どもにハリーと名付けるというもの、ロンがドラコ・マルフォイを決闘の末に倒すというものなどがある。

 「ハリー・ポッター」シリーズはこれまでに6作が刊行され、世界中63か国語で3億部を超える大ベストセラーとなった。著者のローリングさんは同シリーズの印税で、英国史上最も多くの報酬を得た女性となったといわれる。ダニエル・ラドクリフ(Daniel Radcliffe)主演で映画化され、現在5作目となる『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(Harry Potter and the Order of the Phoenix)』の撮影が進んでいる。公開は2007年の予定。

 写真はスペインの首都マドリードの書店で、「ハリー・ポッター」の本に熱中する子どもたち。(2006年2月23日撮影)(c)AFP/Bru GARCIA
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