
【ソウル/韓国 21日 AFP】韓国では2005年に高齢者人口が激増、出生率が低下していることから、社会の高齢化が急速に進んでいることが分かった。
政府統計局による2000年から2005年の期間の統計結果では、65歳以上の人口が440万人増え、総人口の29.5%に。一方、同時期の人口増加率は2.3%であることから、高齢化がその13倍近いスピードで進行していることが明らかになった。
また同時期、15歳から49歳の既婚女性は41万3000人減少し、今年は760万人。25歳から34歳の女性の未婚率は12.4%増の37.9%となった。2005年の既婚女性の合計特殊出生率(人の女性が生涯に産む子どもの平均数)は2.4人で、2000年の2.5人を下回った。晩婚化の進行で、単身世帯数も増加している。
■政府の推進活動も不発
政府当局が出生率の回復を目指して多くの施策を推進しているにもかかわらず、若者世代にとって子育ては「経済的負担が重く、ライフスタイルの維持やキャリアの形成を困難にするもの」とされているという。
2005年に4829万人だった韓国の総人口数は、2020年にピークに達して4995万人となり、その後は減少に転じると予測されている。専門家らは、出生率に伴い、労働人口の減少と社会の高齢化が深刻化し、多くの問題を抱える年金制度に、将来一層の負担をかける結果になると、警告を発している。
写真は伝統的な装束を身につけた高齢の男性ら(2005年10月2日撮影)。(c)AFP/JUNG YEON-JE
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