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安楽死を望んでいた男性患者が死亡、医師が死を補助 - イタリア

  • 2006年12月22日 09:15 発信地:イタリア
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写真は生前のWelbyさん(撮影日時不詳)。AFP/LUCA COSCIONI ASSOCIATIONROME

【ローマ/イタリア 21日 AFP】安楽死を求めていたイタリア人の筋ジストロフィー患者Piergiorgio Welbyさんが20日に死亡した。麻酔医のMario Riccio氏によると21日、同医師はWelbyさんの人工呼吸器を取り外し、Welbyさんの安楽死を支援したと述べた。Riccio氏は集った多くの記者たちの前で、「わたしはWelbyさんの死にたいという希望に同意した」と述べ、Welbyさんに鎮痛剤を与えたことも明らかにした。

 「ここ数週間、わたしはRadical Partyの指導者、Marco Capatto氏と連絡を取り合っていて、同氏に、Welbyさんが望んでいることの本当の意味をはっきりと認識する意思があるかどうかを問われていた」と語った。

 Radical Partyおよび国内のいくつか左翼団体はこれまで、安楽死は違法と定められているイタリアで、Welbyさんの死ぬ権利を支持してきた。Radical Partyの広報担当は21日に、Welbyさんは自然死を遂げたと述べていた。

 Riccio麻酔医は「イタリアでは完全に認められ、広く行われている治療を拒否する権利がわたしにあるように、Welbyさんにも同じ権利があった。だから当然何の障害もなかった。そしてあの日はわたしの勤務日だった」と述べ、さらに「昨晩、Welbyさんは鎮痛剤を求めると共に、治療を中断して欲しいと頼んできた」と付け加えた。まぶたを動かすことでしか意思を伝えられなかったWelbyさんは、20日の現地時間午後11時30分に亡くなったと同麻酔医は語った。

 写真は生前のWelbyさん(撮影日時不詳)。AFP/LUCA COSCIONI ASSOCIATIONROME
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