【東京 26日 AFP】オーストラリアの人気料理家でレストランプロデューサーのビル・グレンジャー(Bill Granger)さんが、日本への進出を企てている。「みそ汁と白米」という日本の朝食風景を、「スクランブルドエッグとパンケーキ」のグレンジャー風「ブレックファスト」に変えたいと意欲的だ。
■日本人の朝食観を変えたい
メルボルン(Melbourne)生まれのグレンジャーさんは、オーストラリアだけでなく英国でも人気がある。特にブレックファストメニューが有名で、「ふわふわスクランブルドエッグ」、「リコッタチーズのパンケーキ」、「ヨーグルトパンナコッタ」などが定番の人気メニュー。
都内でのクリスマスイベントのため来日中のグレンジャーさんは、フライパンを片手にパンケーキをひっくり返しながら「来年にも東京にレストランをオープンしたいね。実現に向けて話も進んでいるんだ」と記者らに抱負を語った。
朝食は「人々の間の垣根を取り払い、親しみを増し、活力ある一日のスタート」ができる朝食を考えるグレンジャーさん。日本人の朝食観を変えることにチャレンジしたいと語る。「週末のブランチだけじゃなく、平日に『ブレックファスト・ミーティング』のある会社も多いし、『ブレックファスト』市場の需要は多いと思うよ」
■朝食は和食党の人向けに和テイストのパンケーキも
伝統的な日本の朝食といえば、みそ汁、白米、焼き魚、納豆(関西を除く)だが、最近では洋風の朝食をとる人も増えている。グレンジャーさんのイベントを手伝う日本女性は、「リコッタチーズのパンケーキは休日の朝食に良さそう。でも普段は納豆とご飯の朝食の方がいいわ」と本音を漏らす。「朝ご飯にパンケーキはちょっと甘すぎるかも」
しかしグレンジャーさんは強気だ。日本人向けに、自身のブレックファストメニューに和風テイストを加えるつもりだという。「和食のシンプルさには創作意欲をかき立てられるんだ。素材の持ち味を活かすところも素晴らしいね」と和食を称賛する。
「日本のスタッフとの仕事を通じて、良いアイデアがひらめくことを期待しているんだ」と意欲を示すグレンジャーさん。「例えば、豆腐パンケーキなんかどう?」
写真は都内で21日、自慢のスクランブルドエッグを披露するグレンジャーさん。(c)AFP / Yoshikazu TSUNO
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