【ストックホルム/スウェーデン 12日 AFP】スウェーデンなど北欧諸国のクリスマスシーズンの定番、「お菓子の家(ジンジャーブレッドハウス)」が地球温暖化の影響を受け崩壊の危機に瀕している。
■スウェーデン「伝統」の家が暖冬で危機に直面
お菓子好きのスウェーデン人は、クリスマスシーズンになると、ケーキ屋などで「建築」専用のクッキー(ジンジャーブレッド)、貼り付け用のアイシングシュガー(砂糖衣)、飾り用のキャンディーなどがセットになった「お菓子の家の組み立てキット」を買い求め、数時間かけて好みの家を組み立てて飾り付ける。
通常ならばスウェーデンの12月のは大雪と厳寒の季節だ。しかし、今年は数十年来の暖冬となり、糊の役目を果たすアイシングシュガーが溶け出し「お菓子の家」が崩壊する事態が続出しているという。大手菓子メーカー「アンナズ(Anna’s)」では、「苦労して造りあげた『家』が壊れた」との苦情が40件もあったと、広報担当のAake MattssonさんはTT通信に明かした。
■多量の砂糖が「崩壊」招く
クッキー職人歴41年のベテラン、Mattssonさんは、「お菓子の家」を造る前に、クッキーをオーブンで再加熱し乾燥させるようアドバイスしている。また、アイシングシュガーが余ったからといって、大量に使用すると砂糖の水分で「崩壊」の危険が増すと警告している。
「湿気を含んだ砂糖の使いすぎが禁物なのは、お菓子づくりの常識だよ」
写真はジンジャーブレッドハウス(2003年12月4日撮影)。(c)AFP/Luke FRAZZA
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