関連情報ボジョレー・ヌーボー
【東京 16日 AFP BB News】16日午前0時、2006年のボジョレー・ヌーボー(Beaujolais Nouveau)が解禁となった。各界の著名人が登場するような大規模なイベントなど今年も例年どおり各地で解禁を祝うイベントが行われたが、東京・広尾のワインショップ、ヴィノスやまざきでは、フランスの蔵元ができたての新酒を自ら振る舞うという心温まるイベントが行われた。
■南フランスの著名な造り手が来日
今回来日したのは、ジャンフランソワ・オロスケット(Jean-Francois Orosquette)氏とクリストフ・カスターニエ(Christophe Castagne)氏の2人。オロスケット氏は南フランスのラングドック(Languedoc)地方にあるドメーヌ・ラ・グラーヴ(Domaine La Grave)のオーナーで、同地の新酒コンクールで多くの受賞歴を持つ、南フランスを代表する造り手の1人。
一方、カスターニエ氏はオロスケット氏の友人で、自らもフランスワインの販売や普及活動に携わっている。両氏は集まった約100人の客に「ドメーヌ・ラ・グラーヴ・ヌーボー(Domaine La Grave Nouveau)2006」と「ドメーヌ・デュ・ペールギヨ ボジョレー・ヌーボー(Domaine du Pere Guillot Beaujolais Nouveau)2006」をそれぞれ振る舞った。
■ヌーボー解禁は仲間と集い、喜びを分かち合うとき
カスターニエ氏によると、ボジョレー地区では伝統的に、収穫したばかりのガメイ(Gamay)種のブドウから造った新酒を日常的に飲んでいた。1951年、フランス政府により解禁日が公式に認められたことから、フランス国内で広く知られるようになった。1970年代、陸路および空路の輸送技術が発達し、ヨーロッパ各国にも普及。そして1980年代に入り、日本をはじめアジア諸国にも広まったという。
造り手が直接、顧客に新酒を届けるという今回のイベントについて、カスターニエ氏はは、「日本はとても大切な市場。こうした機会は、ワイン業界全体にとって非常に有益」と述べた。また、日本におけるワイン人気の高まりについて次のように語った。
「日本人は新しいものにとても敏感で、純粋な気持ちで受け入れてくれる。(ボジョレーに限らず)ヌーボーの解禁は家族や友人と集い楽しむ絶好の機会だ」
■造り手とショップが最良ワインのためにタッグ組む
集まった人々は新酒を味わいながら、オロスケット、カスターニエ両氏と記念撮影をするなど、イベントは終始なごやかなムード。
なお、ヴィノスやまざきではボジョレー・ヌーボーを販売するにあたり、毎年収穫時と瓶詰め前に現地を訪れ、蔵元と最良のワインを造るため最良区画のブドウの指定やアッサンブラージュ(味の調合)などを行っているという。造り手側、販売側の努力がこうしたイベントを実現し、日本人ワイン愛好家に「熱い」新酒を届けている。
写真はボジョレー・ヌーボーを振る舞うカスターニエ氏。(c)AFP BB News
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