写真は1978年1月1日、ソウルの路上でミニスカートの女性のスカート丈を計る警官。(c)AFP/DONG-A ILBO
【ソウル/韓国 2日 AFP】 1970年代に街を闊歩し女性のスカート丈に眼を光らせていた「ファッション警察」が、ついに公式に過去の遺物となりそうだ。警察当局によると「公共の場での過度な肌の露出」は、もはや「公然わいせつ」とはみなされず軽犯罪条項から削除される。
警察庁報道官は2日、「同法は何年も適用されておらず時代遅れの法律の1つだ」と東亜日報(DONG-A ILBO)に語った。ほかにも「煙突掃除における管理不行き届き」、「質屋台帳の虚偽記載」などの軽犯罪法条項が撤廃される。
「ミニスカートの禁止」は1970年代の朴正熙(パク・チョンヒ、Park Chung-hee )大統領の軍事独裁政権時代に導入されたもの。男性の長髪も禁止され、「ファッション警察」に見つかれば路上で即ちに髪を切られた。しかし、1987年の民主化以来、権威主義的な軽犯罪規制のほとんどは撤廃されてきた。時代の流れとともに「軽犯罪」の実態も変遷をとげ、今年は「禁煙指定区域での喫煙の禁止」が新たに軽犯罪法条項に加わった。
写真は1971年9月30日、ソウルの路上で「公然わいせつ罪」で「ファッション警察」に髪を切られる若者。(c)AFP/DONG-A ILBO