【ワシントンD.C./米国 2日 AFP】米国の人口は10月中に3億人を超えるとみられている。そのうち3分の1がマイノリティー(少数民族)で、米国人の3人に1人が、ヒスパニック、アフリカ系、アジア系、ネイティブ・アメリカンという計算になる。
■移民の増加と出生率の上昇が要因
米国勢調査局(US Census Bureau)が2005年に行った調査では、マイノリティーは総人口2億9640万人の33%、9800万人を占めた。
マイノリティー9800万人のうち、移民は3570万人(12.4%)で、2000年調査時点の11.2%から1.2ポイントアップした。
増加の要因として考えられているのは、移民数の増加と出生率の上昇。出生率が高いため、一般にマイノリティー社会の平均年齢は白人に比べて低い。すでに米国の5歳未満の子どもの約半数がマイノリティーで占められているほどだ。
■2050年に4分の1を占めるヒスパニック
マイノリティーのなかでも、ヒスパニックの人口増加は著しく、すでにアフリカ系米国人の人口を上回り、全人口の14%(4270万人)に達した。2050年までに人口の25%、約1億260万人になると予想されている。ヒスパニックの平均年齢を見てみると、米国平均36歳より9歳若い27歳で、ヒスパニック人口の3分の1は18歳未満である。
現在、ヒスパニックの64%はメキシコ系で、その大半がカリフォルニア州(1240万人)およびテキサス州(780万人)に居住している。
なお、カリフォルニア州、テキサス州、ニューメキシコ州、ハワイ州の4州では、すでに白人が過半数を割っている。
写真は米国政府の移民政策に抗議するヒスパニック(5月1日撮影)。(c)AFP/JIM WATSON
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