【ストックホルム/スウェーデン 22日 AFP】ストックホルム(Stockholm)郊外の街ソルナ(Solna)にある高級レストラン「Ulriksdals Waerdshus」で、夏休み期間中の7月22日夜から23日にかけ、時価350万クローナ(約5678万円)相当のフランス・ボルドー(Bordeaux)産のワインが盗まれた。同店が22日明らかにした。
窃盗団は、防護ドアと強化ガラスを破って店内に侵入。電話線を切断後、警報装置も破壊し、合計600本のワインコレクションをすべて奪って逃走した。盗まれたワインの中のには、1900年代初頭のビンテージものもあったという。
コレクションには、グランクリュのシャトー6種、シャトー・ラフィット・ロートシルト(Chateau Lafite Rothschild)、シャトー・ムートン・ロートシルト(Chateau Mouton Rothschild)、シャトー・ラトゥール(Chateau Latour)、シャトー・マルゴー(Chateau Margaux)、シャトー・オー・ブリオン(Chateau Haut Brion)、シャトー・ディケム(Chateau d’Yquem)も盗難にあったという。
夫とともに同レストランを営むKatrina Stroemさんは、「ダーゲンス・ニュヘテル(Dagens Nyheter)」紙に次のように語った。
「当店のコレクションが誰かに盗まれるとは、思ってもみなかった。すべてのワインが、私たちにとっては、かけがえのないもの。それに、60年ほど前のものならともかく、1900年代のビンテージは飲むためのものではない」
同店のワイン・コレクションは、ギネスブック(Guinnes Book)で「世界で最も珍らしいコレクション」として紹介されるほどのものだそうで、経営者は、「恥知らずなコレクター」が窃盗団に盗難を依頼したのではないか、「いずれにしても、きわめてレアであるため、市場ではまず売れないだろう」と語っている。
写真は盗難にあったワインの1つと同銘柄、シャトー・ディケム(2005年3月3日撮影)。(c)AFP/PATRICK BERNARD
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