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成長目指すペットのホテル、2010年までに240か所 - 米国

  • 2006年07月16日 10:13 発信地:米国
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写真は、ホテルの部屋の様子。ベッドとラムスキン毛布が用意され、ペットをテーマにした番組が観られるプライベートスイートルーム(左)と吹き抜けの部屋(右)。(c)AFP/TIM SLOAN

【ベセスダ/米国 15日 AFP】ワシントンの住民はペットホテルに犬を預ける。そして、ホテルは、5つ星のホテルのように愛犬のお世話をしてくれる。オプションで、ペットをテーマにしたテレビのショーまで見せてくれる。

ワシントンD.C.(Washington D.C.)郊外のBethesdaに開業したばかりのペットスマート・ペットホテル(PetSmart PetHotel)のマホガニーを張ったロビーに、ペットの「人間の親」たちが列を作っている。犬を1晩泊めてもらうために23ドル(約2700円)プラス消費税をポンと投げ出すのである。

このペットホテルは、従来のペットホテルとはまったく違う。乳糖を抜いたアイスクリーム、屋内でのレクリエーション、さらに1晩10ドル追加すれば、テレビつきのスイートルームに泊まれる。1日中、「動物に関連のある番組」を流している、と ペットホテルのマネジャー、ヴィンス・マラナフィさんは言う。
「家でテレビを見ることに慣れているから、テレビを流しておくと、ホテルでもリラックスしてくれるんです」

ある「スイートルーム」では、Bijouという名の小さな白いプードル犬がぐっすり眠っているかと思うと、ときどき目を覚ましては、テレビを見ると、次から次に漫画の仲間たちの映像が流れて行く。

お泊りなしで1日滞在すると、料金は20 ドル(約2300円)。そういう日帰りの犬の半数は毎日やってくる常連だ。「家に独りぼっちにするよりいいでしょう」とペットの「母親」の1人、Cyraさんは言う。彼女は、出勤する前に、ラブラドールとプードルを1日預けるためにやってきたのだ。「ここでは社交ができるの」とCyraさんは語った。

ちょっと休憩させる場合には、20平方メートルの「休憩室」がある。プラスチックの木が生い茂っている。「安全上の理由で、外の散歩はさせません」とマラナフィさんは言う。

動物のレクリエーションを担当しているメレディスさんは、「犬が攻撃的になったり、乱暴な遊びをした場合には、15分間檻に入れます。2回こうすると、してはいけないことが分かるのです」と語った。

このペットホテルには、180匹のイヌと26匹のネコを宿泊させる部屋がある。ネコは、「キティ・コテッジ」という名の合成樹脂ガラスの檻に入れる。料金はわずか14ドルプラス消費税。15分間のTCLがついている。Tender Loving Care、優しく撫でてやることだ。
 
PetSmart社の本社はアリゾナ州フェニックス(Phoenix)にある。ペットホテル計画をスタートさせたのは3年前。これが、ペットビジネスの中でも、一番急速な成長を遂げる部門になっている、と広報担当のブルース・リチャードソンさんは言う。
「今では32のホテルを経営しています。2010年までには240に増やすつもりです」

Wachovia銀行の消費者小売アナリストのジーナ・マーティンさんは、ペットケア業界は成長の一途をたどるだろう、と見ている。
「ペットのための支出は全般的に驚くほどのスピードで伸びています」とマーティンさんは語る。「ペットを人間と同じように扱うようになっているんです」

米国人は家庭内ペットに年間400億ドル(約4兆7000億円)近くを消費している。5年前に比べて30%増だ。これは子供のおもちゃに費やす480億ドル(約5兆6000億円)に近い。また、化粧品に費やす170億ドル(約2兆円)の2倍以上になる、とマーティンさんは言う。

写真は、「犬のデイキャンプ」に参加し、ロビーで知り合いになる犬。(c)AFP/TIM SLOAN
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