【10月20日 AFP】米日用品メーカー「エナジャイザー・ホールディングス(Energizer Holdings)」は19日、日焼け止めスプレー「バナナボート(Banana Boat)」への引火でやけどを負う事故が米国とカナダで計5件報告されたため、23製品をリコール(自主回収)すると発表した。

 同社によると、肌に塗ったスプレーが完全に乾く前に火気に近づくと、肌に引火する恐れがある。スプレー弁の開口部を広げて噴霧量を増やしたことにより、一般的な日焼け止めスプレーと比べて乾くまでに時間がかかることが原因という。

 同社はまた、日焼け止めスプレーを使用する際は喫煙を控え、火や火花の近くで塗布しないよう注意を呼びかけている。(c)AFP