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自殺ほう助クリニックによる安楽死件数、35%増 スイス

  • 2012年02月22日 13:19 発信地:ジュネーブ/スイス
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スイス・チューリヒ(Zurich)近郊のプフェフィコン(Pfaeffikon)にある自殺ほう助団体「ディグニタス(Dignitas)」のクリニック(2009年7月14日撮影)。(c)AFP/Sebastian DERUNGS

【2月22日 AFP】スイス・チューリヒ(Zurich)州に拠点を置く自殺ほう助クリニック「ディグニタス(Dignitas)」が昨年実施した安楽死の件数は前年比で35%増加したとする警察統計を、日曜紙ゾンタークス・ツァイトゥング(Sonntags Zeitung)が19日明らかにした。

 同クリニックが2011年に実施した安楽死の件数は144件で、5件を除くすべてが外国人に対して行われた。なお、2010年の件数の記載はなかった。

 スイスの法律は、自殺ほう助が私利私欲に基づかないという条件付きで、致死量の薬物を提供するなど「消極的な」自殺ほう助を認めている。だが、薬物を直接飲ませたり、投与する「積極的な」自殺ほう助は認めていない。

 同紙によると、チューリヒの自殺ほう助団体「エグジット(Exit)」が2011年に実施した安楽死の件数も、前年の257件から300件以上へ、約17%増加した。

 同団体のベルンハルト・シュター(Bernhard Sutter)副代表は同紙に対し、安楽死を望む人の平均年齢は76歳で、ほとんどががん患者だと話した。

 なお、ディグニタスが過去10年で1000人以上の外国人の安楽死を手助けしてきたのに対し、エグジットは対象をスイス永住者に限定している。

 チューリヒ州では昨年5月、自殺ほう助の対象を同州の住民に制限することの是非を問う国民投票が行われたが、否決されている。(c)AFP

【関連記事】「安楽死ほう助」に約80%が「イエス」、スイス・チューリヒ州で国民投票

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