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指でつまめる離乳食で肥満防止、英研究

  • 2012年02月09日 08:31 発信地:パリ/フランス
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ドイツ・ライプチヒ(Leipzig)の病院で撮影された新生児(2012年1月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/WALTRAUD GRUBITZSCH

【2月9日 AFP】離乳期の赤ちゃんにとっては、スプーンでピューレ状の離乳食を与えるより自分でフィンガーフード(指でつまんで食べられる物)を食べさせるようにした方が健康的な食事ができ、肥満も防げる可能性があるとする論文が7日、英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical JournalBMJ)」に発表された。

 研究者らは、この「赤ちゃん主導の離乳食」により、子供が甘い物よりパスタやコメなどの炭水化物の方を明確に好むようになり、正しい食生活の基礎固めができると主張する。

 英ノッティンガム大学(University of Nottingham)の研究者らは、離乳中の子供155人(1歳8か月~6歳6か月)の食生活を、親にアンケートをとる方式で調査した。対象となった子供の60%は細く切ったトーストやカットフルーツなどのフィンガーフードを自分で食べることが許されており、残り40%は離乳期を通じてスプーンでピューレ状の離乳食を与えられていた。

■フィンガーフードで肥満少なく

 スプーンで食事を与えられたグループは、フィンガーフードのグループより多くの炭水化物、果物、野菜、タンパク質を与えられていたものの、甘い物を好む傾向は後者よりも強かった。一方のフィンガーフードのグループは、離乳期終了時に標準体重に収まる割合が高く、肥満になっている割合は低かった。

 幼年期の肥満はその後の人生における肥満のリスク要因だ。論文は、「赤ちゃん主導の離乳食を取らせることで幼年期に健康的な食事を好むようになり、その結果として肥満防止につながる可能性がある。現代社会が肥満人口の増加と闘っている中、このことは大きな意味を持っている」と結んでいる。

 一方で、フィンガーフードのグループの方がわずかながら低体重の子供が多かったことから、研究者らは、大人数を対象に調査して結果を検証する必要があると指摘している。(c)AFP

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