【9月18日 AFP】インドネシアの多くの動物園では、来園者が自由にオランウータンにタバコを投げ与えることができ、適切な監視もないことから、オランウータンが自由にタバコを吸っている――オランウータン保護活動家が17日、この習慣を止めさせるよう動物園関係者に訴えた。

「タバコはオランウータンの健康に悪い。オランウータンをしっかりと監視することを動物園に要求する」と、オランウータン保護センター(Centre for Orangutan Protection)の活動家、ハーディ・バクティアントロ(Hardi Baktiantoro)氏はAFPに語った。

「オランウータンは、人間の行動をまねする傾向があるため、タバコを吸うこともある」と、同氏は説明した。オランウータンと来園者の間に障壁が全くないため、来演者は食べ物やタバコなどを投げ入れることができるという。

 マレーシアでは前週、来園者の投げ入れたタバコの吸い殻を吸うオランウータンのシャーリー(Shirley)が、国営動物園から保護され、禁煙させられることになった。(c)AFP

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