【1月5日 AFP】禁煙とダイエット、そして節約。米国人の「今年の目標」の上位を、この3つが占めた。

 米マリスト大学世論研究所(Marist College Institute for Public Opinion)によると、前年12月上旬に行った調査に回答した1029人の成人のうち、新年の誓いをたてたと答えたのは44%だった。その中で禁煙は17%、ダイエットは16%、そして13%は節約を目標に掲げた。

 米国のたばこは、1箱(20本入り)の価格が平均で6ドル(約500円)に近づきつつある。MSNマネー(MSN Money)の計算によると、40歳男性がたばこを止め、浮いたお金を、利回りが年率9%の年金基金に回すと、70歳になるまでに25万ドル(約2050万円)貯まるという。

 ランキング下位には、良い人間になる(10%)、今よりいい仕事を見つける(6%)、政治に参加する(1%)、神により近づく(1%)などもあった。ちなみに、2010年の新年の誓いを一定期間だけでも守ったと答えた人は、10人中6人だった。(c)AFP/Karin Zeitvogel

【関連記事】新年の誓いはかえって精神的負担に、英慈善団体が警告