【11月4日 AFP】米サンフランシスコ(San Francisco)市の管理委員会は2日、市内のレストランで無料の玩具をおまけにつけるメニューは塩分、糖分、脂肪分を控え目にし、果物と野菜が入っていなければならないという規制案の予備投票を行い、賛成多数で承認した。本投票は来週実施され、承認されれば2011年12月に発効する。地元紙サンフランシスコ・クロニクル(San Francisco Chronicle)が報じた。

 米ファストフード大手マクドナルド(McDonald's)の「ハッピーミール(Happy Meal)」は、カラフルな箱の中にハンバーガー、ドリンク、ポテトフライが入っており、時間やお金を節約したい親子連れの人気を集めているが、この規制が発効すれば提供することができなくなる。

 これを受けてマクドナルドの広報は3日、「ハッピーミールは顧客が求めているもので、一般市民もサンフランシスコ市が今回導入しようとしている規制には反対している。当社には子どもに食べさせるものを決めるのは、政府ではなく親の権利であり責任だという声が寄せられている」などと述べた。(c)AFP

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