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麻酔薬ケタミンに顕著な抗うつ効果、米大研究

  • 2010年08月22日 20:11 発信地:ワシントンD.C./米国
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小瓶に入った麻酔薬ケタミン(2008年6月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/ NICOLAS ASFOURI

【8月22日 AFP】米エール大(Yale University)の研究チームが19日、麻酔薬として用いられるケタミン(日本では麻薬指定)に少量でも高い抗うつ効果があるとした研究結果を米科学誌サイエンス(Science)に発表した。

 研究チームが自殺願望を伴ううつ病患者に投与したところ、数時間で抗うつ効果が得られたという。現在、市販されている抗うつ薬は、効果が現れるまでに数週間かかる。

 研究を主導した同大のロナルド・デュマン(Ronald Duman)教授は、ケタミンを「まさに魔法の薬だ」と評した。抗うつ効果は7日から10日間持続するという。

 ケタミンは医師の管理下における静脈注射による投与が必要で、副作用で一時的な精神障害を引き起こすこともあるため、臨床での使用は制限されている。

 エール大とは別に米国立精神衛生研究所(US National Institute of Mental Health)が行った研究でも、既存の抗うつ薬で効果がみられなかった患者にケタミンを投与したところ、投与から数時間以内で約70%の患者に効果が現れたという。(c)AFP

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