【4月16日 AFP】うつ傾向のある人のほうが、そうでない人よりも2倍の割合で喫煙者が多く、喫煙量も多いとの研究結果を米保健機関が発表した。

 米疾病対策センター(US Centers for Disease Control and PreventionCDC)下の米健康統計センター(US National Center for Health Statistics)が14日に発表したデータによると、米国で20歳以上の成人を対象にした調査で、うつ症状のない人では喫煙者は22%だったのに対し、うつ症状を訴えている人の43%が喫煙していた。

 この傾向をさらに男女別・年齢別にみると、男性では40~54歳、女性では20~39歳でさらに顕著だった。まず男性の40~54歳では、うつ症状のない人では喫煙者は25%に満たなかったのに対し、うつ症状のある人では半数以上が喫煙していた。また女性の20~39歳では、うつ症状のない人の21%に対し、うつ症状のある人では約50%が喫煙していた。

 タバコの本数で見てみると、うつ症状のある人の10人に3人近くが、1日1箱以上を吸っていた。これはうつ症状のない喫煙者のおよそ2倍の率だ。  

 また起床して5分以内にタバコに火をつけるという喫煙者は、うつ症状のある人で多く51%だった。うつ症状のない人で同様の回答をした人は3人に1人にとどまった。(c)AFP