【3月23日 AFP】世界第2位の食品・飲料会社、米ペプシコ(PepsiCo)は22日、同社製品に含まれる糖分、脂肪分、ナトリウムを大幅に削減する計画を発表した。消費者の食生活を向上して健康を促進し、環境にも配慮するための一大キャンペーンの一環だとしている。

 計画によると、主要市場における主要食品銘柄について、1製品あたりのナトリウム平均含有量を2015年までに25%、飽和脂肪を2020年までに15%、飲料1本あたりの糖分を2020年までに25%削減するとしている。

 また、糖分の多い飲料の小中学校での販売を2012年までに全世界で中止すると発表した。

 米国では、糖分の多い飲料が肥満率の急上昇をもたらしているとの議論に基づき、政治家や市民団体がソフトドリンクへの「脂肪税」導入を強く訴えている。(c)AFP