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愛情に関連するホルモンが自閉症を改善させる可能性、フランス研究

  • 2010年02月17日 10:17 発信地:パリ/フランス
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中国・四川(Sichuan)省成都(Chengdu)にある自閉症の子どものための教育訓練センター(2006年5月16日撮影)。(c)AFP/LIU Jin

【2月17日 AFP】ロマンチックな恋や母性愛に関連するホルモンであるオキシトシンを吸入すると、自閉症患者の社交性が向上する可能性があるとする研究結果が、16日の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of SciencesPNAS)のウェブサイトに掲載された。

 これまでの研究で、自閉症患者においてはオキシトシンの血中濃度が低いことが明らかになっている。フランスの認知・社会神経科学センター(Centre for Cognitive Neuroscience)の研究チームは、高機能自閉症またはアスペルガー障害を持つ13人を対象に、オキシトシンを吸入するグループと吸入しないグループに分け、「ボールをパスする仮想ゲームを行う」「人の顔写真を見る」という2つの実験を行った。

 その結果、オキシトシンを吸入したグループでは、吸入しないグループに比べ、人の顔を見た時に視覚により注意力を払い、仮想ゲームにおいても社会的な手掛かりにより留意することが明らかになった。

 研究チームは、社会的反応の個人差は大きいと前置きしながらも、オキシトシンの長期使用が自閉症患者の他人を信用する気持ちを高め社会的行動を助ける可能性があることを探る今後の研究への道を開いたと自負している。(c)AFP

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