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性器ヘルペス薬、エイズ進行を遅らせる可能性 米研究

  • 2010年02月16日 11:33 発信地:パリ/フランス
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インドネシア・ジャカルタ(Jakarta)で、世界エイズデー(World AIDS Day)を記念してレッドリボンの形に並べられたキャンドル(2009年12月1日撮影)。(c)AFP/ADEK BERRY

【2月16日 AFP】性器ヘルペスとエイズの両方に感染している患者では、性器ヘルペス用の薬がエイズの進行を遅らせる可能性があるとする研究結果が15日、英医学誌ランセット(Lancet)に発表された。

 HIV感染者の大半が、単純ヘルペスウイルス2型(HSV2)にも感染している。これまでの研究では、HSV2治療薬のアシクロビルが血中のエイズウイルスを減らせることがわかっている。

 だが、アシクロビルがHIVの進行にも影響を及ぼすかは不明だった。

 米ワシントン大学(University of Washington)の研究チームは、アフリカ南部と東部の14か所で、HSV2とエイズウイルスHIV-1の両方に感染している異性愛者3381人を対象に実験を行った。

 アシクロビルを与えるグループと、偽薬を与えるグループに分け、それぞれ1日2回、24か月間服用してもらった。

 HIVによって破壊される免疫細胞、CD4細胞の数が24か月後に1マイクロリットルあたり200未満まで減少した人は、アシクロビルを与えた方では284人、偽薬を与えた方では324人だった。アシクロビルはHIVの進行リスクを16%減少させたことになる。

 また、免疫系の損傷が少ないグループでは、アシクロビルはCD4細胞数が1マイクロリットルあたり350まで減少するリスクを19%減らせることがわかった。

 アシクロビルのエイズ進行に対する制動効果はわずかなものではあるが、病状が進行して強力な薬を処方されるまでの時間稼ぎになるという点で、アシクロビルは医師にとって有効なオプションになりうると、研究チームは指摘している。(c)AFP

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