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新しい肺がん治療薬の可能性、米研究報告

  • 2009年12月24日 10:18 発信地:パリ/フランス
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米サンフランシスコ(San Francisco)の医療施設で肺がんなどへのかかりやすさを調べるため遺伝子検査をする研究者(2005年8月18日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Getty Images/Justin Sullivan

【12月24日 AFP】マウスを使った実験で、新しいタイプのがん治療薬が薬剤耐性を持つ肺がんの増殖を抑制することを確かめたとする論文が、24日の英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。

 この化合物は米ボストン(Boston)のダナ・ファーバー癌研究所(Dana Farber Cancer Institute)のPasi Janne氏らが発見したもので、上皮成長因子受容体(epidermal growth factor receptorEGFR)阻害剤と呼ばれるタイプのもの。

 研究では気管支がんの70~80%を占める非小細胞肺がんについて調べた。これらの腫瘍(しゅよう)ではEGFR遺伝子が変異して特定のタンパク質が作られることがある。通常、この遺伝子の変異を防ぐ効能を持つイレッサ(Iressa)やタルセバ(Tarceva)などの治療薬が用いられるが、二次的な遺伝子変異が起きて腫瘍が薬剤耐性を持つこともある。

 研究チームは新薬が人間の治療に使えるか確認するにはさらなる研究が必要だとしているが、効果的な治療薬の開発につながるものと期待している。(c)AFP

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