【12月13日 AFP】オーストラリア保健当局は、海水浴客に日焼けの危険性を警告するため、日焼け止めを塗る時間を知らせる短い音楽を流すことを決定した。

 ニューサウスウェールズ(New South Wales)州がん対策当局の「Cancer Council(がん委員会)」は、約5秒間の音楽を流し、海水浴客に日光浴を止めて日焼け止めを塗るよう呼び掛けるという。

 夏季期間中、シドニー(Sydney)のクロナラ(Cronulla)やゴスフォード(Gosford)の砂浜で、日焼け防止音楽を一定の間隔で流し、若者の危険な日焼けに歯止めをかけたい考えだ。

 がん委員会、皮膚がん予防専門家のSofia Khayech氏は、「多くの若者は肌の予防方法を知っているけれど、遊んでいるときは忘れがち」と述べた。オーストラリアは今夏も猛暑が予想されている。(c)AFP