国際ニュース検索

慢性的な首の痛みにレーザー治療が効果あり、研究報告

  • 2009年11月14日 16:03 発信地:パリ/米国
  • 写真
  • ブログ
  • クリッピングする
  • 写真をブログに利用する

タイ・バンコク(Bangkok)のワットポー(Wat Pho)寺院でマッサージを受ける観光客(2009年11月13日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Pornchai KITTIWONGSAKUL

【11月14日 AFP】レーザー治療で慢性的な首の痛みを緩和することができるという研究報告が、13日発行の英医学専門誌「ランセット(Lancet)」(電子版)に掲載された。

 これは「低出力レベルレーザー治療(low-level laser therapyLLLT)」と呼ばれるもので、ごく弱いレーザー光を照射することで、細胞組織を回復させたり痛みを和らげたりすることが可能だという。首の痛みの治療法としては一般的になりつつある。

 研究を行ったのは、オーストラリアのシドニー大学(University of Sydney)のBrain and Mind Research Instituteのロベルタ・チョウ(Roberta Chow)氏が率いるチーム。LLLTの治療で症状がどれほど緩和されるかについて無作為化した臨床試験を16回実施した。被験者は2つのグループに分けられ、半数は本物のLLLT治療を、残る半数はLLLTに似せたニセの治療を受けた。対象となった患者は合計で820人にのぼった。

 5回の臨床試験では、LLLT治療を受けた被験者グループはそうでないグループより、痛みが緩和されたという人が約4倍も多かった。11回の臨床試験では痛みの強さを詳しく調べたところ、LLLT治療を受けた被験者グループでは、最初の痛みを100とした場合、痛みが80程度にまで軽くなり、痛みが緩和された状態が最大で22週間続いたという。

 今回の研究で、他の薬剤や療法と比較してもLLLTが治療効果の点で劣ることはなく、副作用も少ないことが分かっている。治療の際には、運動療法と組み合わせることが望ましいとされている。

 ただ、なぜLLLTに治療効果があるのかはよく分かっていない。神経を伝わる炎症や筋肉疲労、痛みの信号をLLLTが遅らせるためではないかと、研究チームはみている。

 10~24%の人が慢性的な首の痛みに悩んでいるとされ、経済的な損失も大きくなっているため、簡単で効果的な治療方法が必要だと研究チームは指摘している。(c)AFP

1日2回更新本日の必読記事:2月14日  午前版

子どもたちも大喜び、バレンタイン恒例の「チョコレート風呂」子どもたちも大喜び、バレンタイン恒例の「チョコレート風呂」(写真4枚)

このニュースの関連情報

利用方法についてこのニュースをブログなどに利用する

ブログに転載

ブログエントリー一覧

このニュースをツイートする/ソーシャルブックマークに登録する

  • Buzzurlに追加
  • newsing it!
  • 楽天SocialNewsに投稿!

新着ユーザースライドショー

ユーザー制作のスライドショーをご紹介。無料で簡単な会員登録で見られます。

新着ユーザースライドショー一覧

中南米 北米 中東・アフリカ アジア・オセアニア ヨーロッパ 中東・アフリカ