米メリーランド(Maryland)州ゲーサーズバーグ(Gaithersburg)で開催された第61回モントゴメリー郡農業博覧会(Montgomery County Agricultural Fair)の会場を訪れた女性たち(2009年8月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/Tim Sloan
【11月10日 AFP】米国がん研究協会(American Institute for Cancer Research、AICR)は6日、米国では毎年10万人が肥満が原因でがんを発症しているという推計を発表した。
食生活と疾患の関係についての研究に資金提供している同協会によると、子宮内膜がんの49%、食道がんの35%が、体脂肪の過剰に関係しているという。
ハワイがん研究所(Cancer Research Center of Hawaii)のローレンス・コロネル(Laurence Kolonel)氏は「がんの発症前、発症中、発症後に対する肥満の影響が、かつてないほど明白になってきた。肥満だとがんリスクが高まり、治療はより難しくなり、生存率も下がる」と指摘する。
科学者たちの間では長年、ある種のがんと肥満の間に関連性があることは知られていたが、米国のがん発生率から推計したデータによる研究で、これだけ大きな関連性が示されたのは初めて。2つの関連性をピンポイントで突き止めるまでにはいたっていないが、一部では、脂肪組織ががん細胞の成長を刺激する性ホルモンの分泌を高める、脂肪が免疫機能を抑制するなどの仮説が立てられている。
がんに肥満が関係していることが証明されれば、米国人が太るほど、がん患者の数もふくれあがる可能性がある。
米疾病対策センター(Centers for Disease Control、CDC)によると、20歳以上の米国人の34%が肥満だという。(c)AFP









