ワシントンD.C.(Washington D.C.)の連邦議事堂(Capitol Hill)の前に掲げられた乳がん支援のシンボル、ピンクリボン(2007年4月26日撮影)。(c)AFP/Karen BLEIER
【9月29日 AFP】乳がんが片方の乳房にだけ発見されても、両方の乳房を切除するケースが増えてきているとする調査結果が28日、医学誌「キャンサー(Cancer)」に発表された。なお、この両側乳房切除術が生存率を上げるという根拠はほとんどないという。
米ロズウェルパークがん研究所(Roswell Park Cancer Institute)の研究チームは、がんと診断されていない健康な乳房も切除する「両側乳房切除術」が1995年には300件以下だったのが、11年後の2005年には680件以上と、2倍以上に増えていることを見いだした。
乳がんではないのに乳房を切除したケースも、同期間に106件から128件へ増えていた。
がん治療のために乳房を切除した女性の数は1995年の約6800人から2005年の4936人に減った一方で、予防的乳房切除を受けた女性の割合は同期間で5.6%から14%へ上昇した。
研究チームは、乳がん患者に対し、健康な乳房を切除する前に、その利点とリスクについて詳しいカウンセリングを受けるべきだとしている。(c)AFP









