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エイズウイルスに新種の亜型、ゴリラ起源の可能性 仏研究チーム

  • 2009年08月03日 11:46 発信地:パリ/フランス
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フランスの医療研究機関パスツール研究所(Institut Pasteur)が公開した、リンパ球で増殖するHIV-1(2001年撮影。資料写真)。(c)AFP/INSTITUT PASTEUR

【8月3日 AFP】フランス・ルーアン大学病院センター(Rouen Hospital Centre)の研究チームが2日、エイズ(AIDS)ウイルスの新種の亜型を発見したと発表した。この亜型ウイルスはゴリラから人間に感染した可能性があるという。

 研究チームを率いたJean-Christophe Plantier氏によると、この亜型ウイルスは西アフリカのカメルーン出身の女性から発見された。エイズウイルス(HIV)感染の大半を占めるHIV-1の一種だという。これまで、HIV-1はすべて、チンパンジーとの関連性が指摘されている。

 新たに発見された亜型ウイルスは、最も感染例が多いM、症例がほとんどないOとNという3つのHIV-1亜型に加えて、Pと命名された。エイズウイルスの分類上、HIV-1のほかにHIV-2が存在する。HIV-2の症例は少なく、人間以外の霊長類に起源をもつと見られている。

 英医学誌「ネイチャー・メディスン(Nature Medicine)」によると、新たに発見された亜型ウイルスは、カメルーンからパリ(Paris)に移住した62歳の女性の血液サンプルから発見されたという。女性はパリ移住した直後の2004年、エイズに感染していることが分かった。検査の結果、HIV-1に感染していることはわかったものの、どの亜型ウイルスであるかまでは特定されていなかったという。

 この女性はエイズを発症していない。現在治療を受けており、ウイルスの数は安定しているという。(c)AFP

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