【8月3日 AFP】米国からブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)に向かっていたコパ航空(Copa Airlines)の機内で15歳のブラジル人少女が、インフルエンザのような症状で死亡していたことが分かった。ブラジルのエスタド(Estadao)通信が2日、報じた。

 エスタド通信や旅行会社によると、この少女は前月19日、ほかの30人とともに米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)のウォルト・ディズニー・ワールド(Walt Disney World)に行く12日間の団体旅行に出発した。

 少女は30日に体調不良を訴え、現地で入院して検査したが、新型インフルエンザの可能性はないとされ退院。サンパウロに向かう帰国便に搭乗したが機内で体調不良を訴えたあと、昏睡状態となった。同機に乗り合わせていた医師2人が手当したが死亡したという。(c)AFP