【6月11日 AFP】ドイツ西部のデュッセルドルフ(Duesseldorf)市当局は11日、同市内にある日本人学校の生徒27人が、新型インフルエンザA型(H1N1)の検査で陽性反応を示したと発表した。

 同校では、8日に初の感染者1人が確認されていた。検査の結果、10日に残る26人の感染が確認された。生徒たちのクラスは複数にまたがっており、学校は9日から休校している。また、各日本人家庭も検疫を受けている。

 世界保健機関(WHO)によると、4月に米国とメキシコで新型インフルエンザの初感染例が確認されて以降、これまでに74か国で2万7000件を超える感染が報告され、うち141人が死亡している。(c)AFP