【5月7日 AFP】中国・湖北(Hubei)省公安(Gong'an)県の当局が、県職員全体に対し、地元で生産されたタバコを年間23万箱吸うように命じる規則を導入した問題で、世論の批判が高まったことを受けて、同県当局は規則導入を中止した。同県の職員らが中央政府の介入を助長させたことも、中止せざるをえなかった理由だとされる。京華時報(Beijing Times)紙が報じた。

 公安県当局はこの規則の導入を決めた動機について、密輸品や偽物などの不正なタバコの販売を阻止するためだったとして、あくまでも正しいものだったと弁明している。(c)AFP