【4月28日 AFP】(一部更新)世界保健機関(World Health OrganizationWHO)が豚インフルエンザの警戒水準を引き上げたことを受け、舛添要一(Yoichi Masuzoe)厚生労働相は28日、メキシコ等の発生国への渡航を避けるよう呼びかけた。

 舛添厚労相は緊急記者会見で「メキシコ等の発生国への渡航を避けることを検討されたい」「感染防止の基本は、マスクや手洗い、うがい、人込みを避けると言った日常的な個人予防策が極めて重要」と述べ、冷静な対応を呼びかけた。

 政府はウイルスの国内への侵入を阻止するため、空港などでの水際対策を強化するとともに、ワクチン製造を急いでいる。

 また、外務省は同日、在メキシコ日本大使館に対し、メキシコ人に対する入国査証(ビザ)の免除措置を一時停止し、ビザ審査手続きを強化するよう指示したことを明らかにした。(c)AFP

【参考】厚生労働省のホームページ