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グレープフルーツがきっかけであわや足切断、「非常に珍しい症例」

  • 2009年04月04日 22:19 発信地:パリ/フランス
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ガザ市(Gaza City)のジュース工場でグレープフルーツを洗う作業員(2008年12月18日撮影、資料写真)。(c)AFP/MAHMUD HAMS

【4月4日 AFP】グレープフルーツを食べてダイエットに励んでいた女性の左足に血栓が生じ、もう少しで切断する必要がある状態にまで症状が悪化した。英医学専門誌ランセット(Lancet)に珍しい症例として報告された。

 米ワシントン州オリンピア(Olympia)にある病院の救急医師団は、2008年11月に42歳の女性を治療した。女性は運び込まれたとき、息切れ、めまい、歩行困難の症状を訴えていた。

 超音波スキャンで調べた結果、左足に大きな静脈血栓ができていたことが判明。壊疽(えそ)で足を失う危険性があったが、血栓溶解薬を血栓部分に直接投与したところ、血流が回復した。

 その後の医師団の調査で、女性が前日に1.5時間ほどの比較的長時間の車による移動を行い、エストロゲン経口避妊薬を毎日服用し、静脈血栓塞栓症に関連した遺伝子異常を持っていることなどが分かった。これらはすべて、深部静脈血栓症(DVT)を引き起こす要因とされている。

 だが、体調を変化させる直接のきっかけになったのは、女性が3日前からダイエットの目的で毎朝グレープフルーツを食べ始めたことであると、医師らはみている。グレープフルーツジュースには、避妊薬のエストロゲンを分解する酵素の力を弱める働きがあり、その結果、血液の凝固が促進されるという。(c)AFP

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