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既存薬が効かないマラリア原虫が出現、タイ・カンボジア国境

  • 2009年02月26日 17:47 発信地:ジュネーブ/スイス
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カンボジア・パイリン(Pailin)の病院で治療を受けるマラリア患者ら(1999年8月15日撮影)。(c)AFP/Rob ELLIOTT

【2月26日 AFP】世界保健機関(World Health OrganizationWHO)は25日、タイとカンボジアの国境地帯でマラリアの治療薬に耐性を持つ原虫が出現していると警告を発した。

 WHOによると、調査や研究で「出現」が確認されたのは、抗マラリア薬「アルテミシニン」に耐性を持つ原虫。マラリアは世界で年間100万人の死者を出しているが近年、マラリア原虫が従来の薬剤に対し耐性を持つようになる中、比較的新しいアルテミシニンをベースにした治療法は、マラリアからの回復率を飛躍的に向上してきた。

 WHOの中谷比呂樹(Hiroki Nakatani)事務局長補は「歯止めをかけなければ、近隣諸国に急速に広がる恐れがある」と警戒。米マイクロソフト(Microsoft)のビル・ゲイツ(Bill Gates)会長夫妻が運営する慈善財団ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団(Bill and Melinda Gates Foundation)からの資金協力を得て、本格的な対策に乗り出すという。(c)AFP
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