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スプーン1杯の砂糖でマラリアの子ども数千人を救える可能性も!?

  • 2009年02月21日 01:19 発信地:パリ/フランス
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セネガル北東部マタム(Matam)で、「アフリカ・マラリア・デー」の記念行事の最中に小型の蚊帳を頭にかぶる少年(2004年4月24日撮影)。(c)AFP/MARIE LAURE JOSSELIN

【2月21日 AFP】スプーン1杯分の湿らした砂糖を舌下投与するだけで、マラリアで低血糖症になった数千人の子どもたちの命を救える可能性があるとする、新たな臨床研究の結果が発表された。

 世界保健機関(World Health OrganisationWHO)によると、マラリアによる死亡者は年間100万人以上で、このうち80万人はアフリカの5歳以下の子どもたちだという。また現在、数億人単位で罹患(りかん)しているという。

 重症のマラリアの場合、急激な血糖値の低下が頻繁に伴うが、アフリカのへき地に住む子どもたちの多くは、低血糖症の治療法として証明されているブドウ糖の静脈投与を受けに病院にたどり着く前に命を失っている。

 フランス人医師のHubert Barennes氏は、サハラ以南のアフリカ諸国で公衆衛生サービスに携わっていた1987-2002年の間、突然の低血糖による深刻な影響を毎日のように目撃してきた。

 同氏は、わずかな糖分の舌下投与で、少なくとも命を脅かすような症状を緩和できる可能性があると判断し、その考えを実行に移すことを決意。1990年代後半、ニジェールで地元の医師の協力のもと、砂糖による治療を開始した。それは効果が現われているようだった。

 その後、さまざまな公衆衛生当局に砂糖による治療への資金援助を呼び掛け、2006年になってようやくマリで、同氏率いる十数人の研究チームが臨床研究を開始。スプーン1杯の砂糖で実際に命を救えることを初めて実証した。(c)AFP/Marlowe Hood and Christine Courcol

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