パキスタンのラワルピンディ(Rawalpindi)の市場で売られる穀物(2006年6月4日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Farooq NAEEM
【1月5日 AFP】台湾当局は5日、同国内で犬300匹以上が死亡した事態に関連し、原因と疑われる輸入ドッグフード30トンを廃棄するよう、農業当局が輸入業者に命じたと発表した。
廃棄命令を受けたのは、11月にパキスタンからトウモロコシ1500トンを輸入したペットフード会社、吉泰飼料(Ji-Tai Forage)。このトウモロコシのうち50トンがドッグフードに使われ、1450トンはブタの飼料の製造にまわされた。
前年末、台北(Taipei )市北部にある2か所の野犬収容施設で、犬が大量死したことから、台湾農業委員会が調査に乗り出していた。その結果、施設で使われていたドッグフードのサンプルから、カビが生成する有毒化学物質アフラトキシンが検出された。
アフラトキシンは動物が摂取すると深刻な肝臓障害を引き起こすとされ、国際基準では犬に対する耐容摂取量は約20ppbだが、問題のドッグフードからは150ppbが検出された。一方、ブタでのアフラトキシンの耐容摂取量は200ppbとされる。
ドッグフードのうち30トンは回収して廃棄処分されたが、残りの20トンとブタの飼料1450トンはすでに消費されていた。
農業委員会はパキスタンからの輸入トウモロコシに対する検査を強化し、再発防止に努めるとしている。(c)AFP
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