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抗がん剤「ボルテゾミブ」、臓器移植の拒絶反応抑制に効果 米研究

  • 2008年12月27日 19:45 発信地:シカゴ/米国
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オランダ・ロッテルダム(Rotterdam)のエラスムス医療センター(Erasmus Medical Center)で腎臓移植手術の生中継を見る人びと(2008年10月16日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/ANP/ED OUDENAARDEN

【12月27日 AFP】通常の免疫抑制剤が効かない臓器移植患者に抗がん剤「ボルテゾミブ(bortezomib)」が有効であることが分かったとする研究結果が、27日の米学術誌『トランスプランテーション(Transplantation)』に発表された。

 米オハイオ(Ohio)州シンシナティ大学(University of Cincinnati)の研究チームは通常の免疫抑制薬が効かずに拒絶反応が起きた腎臓移植患者6人にボルテゾミブを投与した。

 その結果、患者全員の拒絶反応が治まって臓器の機能が改善され、抗体レベルも長期にわたって低下し、少なくとも5か月間にわたり拒絶反応の再発を抑えることができた。

 論文の共著者の1人、同大学のスティーブ・ウードル(Steve Woodle)氏は、「この結果は臓器移植と自己免疫疾患に重要な影響をもたらす」と述べている。研究チームは、今回の予備的な結果を発展させるため、現在4件の臨床試験を行っている。

 ボルテゾミブは副作用の予測と管理が可能である上、毒性もほかの抗がん剤よりもはるかに低いことが分かっている。(c)AFP
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