ミャンマー・ヤンゴン(Yangon)のインターネット・カフェを利用する学生(2008年1月30日撮影)。(c)AFP
【11月28日 AFP】病状をインターネットで検索することで、重病にかかっていると勘違する人が多いことが、米ソフトウエア大手マイクロソフト(Microsoft)が24日公表した調査結果で明らかとなった。
同社の研究員、テキストマイニング、ネット検索、ナビゲーション専門家のライアン・ホワイト(Ryen White)氏と、米国人工知能学会(Association for the Advancement of Artificial Intelligence、AAAI)会長のエリック・ホービッツ(Eric Horvitz)氏の調査結果によると、ネット検索が病気への懸念を増大させる可能性がある。
両者はこの「ネット上の内容に基づく、根拠のない健康懸念の増加」現象を、「サイバーコンドリア(cyberchondria)」と表現している。
インターネットは膨大な医療情報を提供する一方、医学的訓練を受けていない人の懸念を増加させる可能性があると指摘。ネット検索が診断法として用いられる際は特にそうだという。
一般的で当たり障りのない症状が、同様の症状が現れる重病の情報へと発展する可能性があるというのだ。例えば、頭痛持ちの人がネット検索した結果、脳腫瘍(しゅよう)と判断したり、胸部に痛みを感じている人が、心臓発作と決めつけてしまうかもしれない。
頭痛の場合、脳腫瘍も原因の1つに考えられるが、通常の痛みであればその可能性は極めて低い。
一般的な症状から深刻な病気への懸念を発展させることで、不必要な不安がかき立てられ、時間の浪費や高額の専門的医療処置へとつながる恐れがある。(c)AFP









