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ウガンダで流行のエボラ出血熱、新種ウイルスを確認 米研究

  • 2008年11月21日 18:01 発信地:パリ/フランス
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ウガンダのブンディブギョ(Bundibugyo)で、エボラ出血熱患者の治療にあたる国境なき医師団(MSF)の医療チーム(2007年12月12日公開)。(c)AFP/Claude Mahoudeau/MSF

【11月21日 AFP】ウガンダで前年11月に37人の死者を出したエボラ出血熱のウイルスの型について、これまで知られていなかった新種であることを、米国とウガンダの医療チームが確認した。21日、研究結果が米医学誌『PLoS Pathogens』(電子版)に発表された。

 新種のウイルスは4種の既知の病原菌と結合した形態で、死亡率は36%。医療チームは感染が確認されたウガンダの地名にちなんで暫定的に「ブンディブギョ・ウイルス(Bundibugyo ebolavirus)」と命名した。

 研究チームは、2007年11月にウガンダのブンディブギョ(Bundibugyo)とキキョ(Kikyo)で発生したエボラ出血熱の患者29人の血液サンプルを米疾病対策センター(US Centers for Disease Control and PreventionCDC)で検査した。すると、これまで確認されている3種のエボラウイルスの型に適応させた最新の検査方法で、いずれも陰性との結果が出た。

 そこで、やや古典的な広域スペクトルの抗体解析を行ったところ、陽性反応が出た。病原菌の遺伝コードを数日かけて配列解析にかけた結果、既存の3種のウイルスと遺伝子的に異なる新種であることが明らかになった。

 ブンディブギョ・ウイルスの発生の確認には新たな診断ツールが必要で、ワクチンや治療法の解明は困難とみられる。

 エボラ出血熱は、伝染性および致死率が極めて高いことから、マールブルグ出血熱とともに恐れらる伝染病の1つ。決定的な治療法は見つかっておらず、現在のところ、感染者を隔離し、治療に当たる医療関係者がゴム手袋や医療用ゴーグルで二次感染を防ぐといった手だてしかない。(c)AFP
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