ロンドン(London)北部のセント・パンクラス(St Pancras)国際駅で行われた日焼け予防の啓発週間「Sun Awareness Week」の関連イベントに水着姿で現れたセルフ・タンニング関連商品のモデル(2008年5月6日撮影)。(c)AFP/Carl de Souza
【11月17日 AFP】子宮頸がんワクチンを開発した実績を持つオーストラリアの科学者、イアン・フレイザー(Ian Frazer)氏は16日、一部の皮膚がんを防ぐことができるワクチンが10年以内にも登場する可能性があると語った。
クイーンズランド大学(University of Queensland)の教授でもあるフレイザー氏は、当該ワクチンは動物実験では有効性が確認されており、臨床試験は来年にも行われるとの見通しを示した。
皮膚がんワクチンの開発は、1985年に始まった。同氏によると、あと10年ほどで登場する見込みのワクチンは10-12歳の子どもを対象にしており、扁平上皮がんには有効だが、より致死性の高い黒色腫には効果が期待できないという。
がん専門家のDavid Currow氏は、ワクチンはあらゆる皮膚がんを防止できるわけではないことを強調し、直射日光を避けるといった防御策は続けるべきだと指摘する。
オーストラリアでは毎年40万人が皮膚がんと診断され、皮膚がんによる死者数は毎年1600人程度にのぼる。(c)AFP









