【11月5日 AFP】中国国家品質監督検験検疫総局(General Administration for Quality Supervision, Inspection and Quarantine)は4日、日本から輸入されたしょうゆやコーヒーから有害な物質が検出されたと発表した。

 同局がウェブサイト上で発表した声明によると、同国北部天津(Tianjin)の検疫当局は、日本から輸入したしょうゆの中から基準値の5倍のヒ素を検出した。また、日本製のコーヒー粉末からも基準値の2倍の銅が検出されたという。

 活発な貿易を行っている日中両国は、9月に中国製の乳製品に化学物質メラミンが混入していたことが発覚して以来、食品汚染問題をめぐりお互いに非難をくり返している。(c)AFP