【10月23日 AFP】中国の衛生省は23日、化学物質メラミンに汚染された粉ミルクを飲んだことが原因で現在も3654人の乳児が入院していると発表した。

 中国ではこれまでに、汚染された粉ミルクを飲んだ乳児5万人以上に健康被害が出ている。約4万6700あまりは症状が回復して退院したが、22日現在も3654人の乳児が入院中で、3人は重体だという。

 同省は、汚染粉ミルクで乳児4人が死亡したのは、すべて事件が発覚する以前の5月から8月にかけてだったとも報告したが、それ以降の死亡者数については触れなかった。(c)AFP