【10月18日 AFP】15歳未満で薬物やアルコールを摂取した経験がある子どもは、大人になっても薬物依存症になるリスクが非常に高くなるとする研究結果が16日、米専門誌「Psychological Science」10月号で発表された。

 早い時期に薬物やアルコールに手を出した子どもは、性病への感染、落第、犯罪率なども高く、少女の場合は21歳前に妊娠する可能性も高くなるという。

 研究では、子ども1037人を対象に3歳から32歳までの期間を追跡調査した。対象の子どもは、13歳と15歳の時点で接着剤やガソリンなどを吸引した経験があるかどうか、過去1年に違法薬物を使用したりアルコールを飲んだかどうかを質問された。(c)AFP