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「妊娠中は頭がぼんやりする」は迷信?豪研究チーム

  • 2008年10月11日 13:54 発信地:シドニー/オーストラリア
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オーストラリア・メルボルン(Melbourne)のナショナル・ギャラリー・オブ・ビクトリア(National Gallery of Victoria)に展示された妊婦の彫刻を見る女性と子ども(2005年2月24日撮影)。(c)AFP/William WEST

【10月11日 AFP】「妊娠中は頭がぼんやりする」と長い間言われてきたが、この見方が迷信にすぎない可能性があるとする研究結果が発表された。

 オーストラリア国立大学(Australian National UniversityANU)精神衛生研究所が行った研究によると、妊娠が女性の認識能力に影響することを示す証拠は得られなかった。

 研究では、20-24歳の女性2500人を対象に、1999年、2003年、2007年と3回にわたり対面調査を実施。その結果、2回目または3回目の調査時に妊娠していた女性76人の論理テストと記憶力テストの結果は、前の回と比べて変化していなかったことが判明した。

 同研究所のヘレン・クリステンセン(Helen Christensen)教授は、調査では脳の細かな変化については確認できなかった可能性があるものの、女性がささいな間違いを妊娠のせいにするのは、その時思いつくもっともな理由であるためである可能性が高く、「単なる記憶違いかもしれないことを、妊娠のせいにしてしまうほうが簡単」だと指摘する。

 同教授によると、ラットでの研究では、妊娠中のラットは能力が増加して1つ以上のことを行えたり、迷路を通常より効率よく進むことができるようになり、不安や恐怖感も減少することが判明したという。「ラットの脳は妊娠中に大きく変化したことから、女性も妊娠してないときよりも妊娠中の方が能力が増す可能性もある」と話している。(c)AFP
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