国際ニュース検索

マラリア対策に30億ドル拠出へ、国連のハイレベル会合

  • 2008年09月26日 06:30 発信地:ニューヨーク/米国
  • 写真
  • ブログ
  • クリッピングする
  • 写真をブログに利用する

セネガル・カオラク(Kaolack)で、洪水の被害を受けた住宅を消毒する衛生当局者(2008年9月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/SEYLLOU

【9月26日 AFP】国連(UN)で25日、各国首脳らが参加する貧困撲滅に向けたハイレベル会合が開催され、全世界のマラリアによる死者を大幅に減らすため、約30億ドル(約3200億円)の資金を拠出することが決定された。

 この資金は、マラリア対策の行動計画「Global Malaria Action PlanGMAP)」の迅速な実施を支援するために使用される。30億ドルのうち11億ドル(約1200億円)は世界銀行(World Bank)が負担する。

 世界銀行のロバート・ゼーリック(Robert Zoellick)総裁は、今回資金拠出が決定したことにより、今後数年で「マラリアによる死者や関連疾病が大きく減少する」との見方を示した。

 GMAPの予測によると、この行動計画が実施された場合、2008-2015年に420万人以上の生命を救え、マラリア撲滅に向けた長期的な取り組みが可能になるという。国連関係者によると、全世界で109か国、33億人がマラリア感染の危険にさらされており、1年間で約100万人が死亡しているという。

 米ソフトウエア大手マイクロソフト(Microsoft)の創業者ビル・ゲイツ(Bill Gates)氏とその慈善財団ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団(Bill and Melinda Gates Foundation)は、次世代のマラリアワクチンの研究のため、マラリアワクチン・イニシアチブ(Malaria Vaccine Initiative)に1億6870万ドル(約180億円)を寄付する意向だという。

 マラリアに悩まされているすべての国で、医療制度を強化するなどの方法でマラリアを完全に制御するためには、2009年にはおよそ53億ドル(約5600億円)が必要になるという。さらに、2010年には62億ドル(約6600億円)、2011-2020年には毎年51億ドル(約5400億円)が必要になるという。(c)AFP
AFPBB News トップへ

利用方法についてこのニュースをブログなどに利用する

ブログに転載
質問する

このニュースをソーシャルブックマークに登録する

  • Buzzurlに追加
  • newsing it!
  • トピックイットに投稿する

この記事の前後のニュース

新着ユーザースライドショー

中南米 北米 中東・アフリカ アジア・オセアニア ヨーロッパ 中東・アフリカ