【9月3日 AFP】父親が高齢であるほど子どもがそううつ病になるリスクが高いとする研究結果が2日、発表された。

 研究を行ったスウェーデン・ストックホルム(Stockholm)のカロリンスカ研究所(Karolinska Institute)の研究員、エマ・フラン(Emma Frans)氏によると、そううつ病と診断された患者1万3000人以上について調査した結果、妊娠時に父親が55歳以上だった子どもは、父親が20歳代だった場合と比べて、そううつ病になるリスクが約37%高いことが明らかになったという。

 原因は遺伝的なものだと、フラン氏はみている。女性の場合と異なり、男性の生殖細胞は生存中ずっと分裂を続けるため、高齢化するにつれてDNA複製の過程でエラーが生じるリスクが高まるというのだ。母親が高齢でもリスクは高まるが、父親が高齢の場合と比べればその影響は少ないという。

 これまでの研究でも、父親の年齢の高さが、子どもが統合失調症や自閉症の発症要因の1つであることが判明している。(c)AFP