【8月25日 AFP】ネコやイヌなど、毛皮を持つペットに囲まれて育った子どもは、大人になるといびきをかきやすくなる。スウェーデンのウメア(Umea)大学病院によるこうした研究が、英国の学術誌「Respiratory Research」に掲載された。

 いびきは、睡眠の障害を引き起こすだけなく、心臓発作や脳卒中のリスクを高めることでも知られている。これまでの研究で、いびきをかく傾向は人生の早い時期に確立される可能性があることが明らかになっている。

 同大学病院のカール・フランクリン(Karl Franklin)氏率いるチームは、北欧諸国で無作為に抽出した1万5500人以上に対し、幼年時代の生活、およびいびきの習慣について聞き取り調査を行った。

 このうち、1週間に3晩以上大きないびきをかく習慣があると答えたのは18%で、このグループの幼年時代の特徴としては、動物と常に接していたこと、気道または耳の炎症をわずらったこと、大家族で暮らしていたことなどが挙げられた。

 なかでも、生まれたばかりの頃にイヌと接していたという人は、大人になっていびきが習慣化する確率が非常に高いことがわかった。

 チームは、「こうした要素が人生の早い時期に炎症性疾患を誘発した結果、上気道の組織が変化し、大人になっていびきをかきやすくなるのではないか」とみている。(c)AFP