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化学臭で皮膚ガン判定、米化学者らが発表

  • 2008年08月21日 23:44 発信地:ワシントンD.C./米国
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フランスのSaint-Aubin-sur-Merの砂浜で日光浴する人びと(2008年6月30日撮影、本文の内容とは関係ありません)。(c)AFP/MYCHELE DANIAU

【8月21日 AFP】皮膚ガンから放出される「におい」を特定したことを米国の化学者らが20日、研究論文で発表した。研究者らは、皮膚ガンの診断や治療の前進につながると期待を寄せている。

 研究者らは、米ペンシルベニア(Pennsylvania)州フィラデルフィア(Philadelphia)で開催された米国化学会(American Chemical Society)の年次総会で、皮膚ガンと関連性のある化学臭の「プロファイル」が作成されたことで、皮膚にスキャナーをかざすだけで診断できる日が来るかもしれないとの期待を語った。

 化学者のミシェル・ギャラガー(Michelle Gallagher)氏は、フィラデルフィアのモネル化学感覚研究所(Monell Chemical Senses Center)で研究を指揮した。

 皮膚ガンが特定のにおいを発することは、以前から知られていた。また、最近の研究ではイヌが腫瘍(しゅよう)を嗅ぎ分けられることが分かっていた。今回初めて、皮膚ガンのにおいに含まれる化合物を特定し数量化したという。

 化学者グループは、健康な皮膚に比較して腫瘍部分に異なる化学物質プロファイルがあることを発見した。健康な皮膚には同じ化学物質が存在するが、皮膚ガンの皮膚は健康な皮膚に比べていくつかの化学物質が増加し、他の化学物質は減少するという。

 現在、皮膚ガンは、異常部位や病変部位の生体組織検査(生検)を行うという診断方法が用いられている。(c)AFP

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